生活習慣病の予防・治療 と 胃・大腸・甲状腺・乳腺疾患のことなら

内科・消化器科・肛門科・外科 江本クリニック 内科一般/胃・大腸内視鏡検査/胃・大腸ポリープ日帰り切除/甲状腺・乳腺外来/下肢静脈癌硬化療法/癌術後フォロー/ピロリ菌除菌治療
 
 
特定健診
 
◆ 当院における、特定健診・特定保健指導の規程
a) 事業の目的及び運営の方針

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)ならびにその予備軍を抽出し、
糖尿病・高血圧・脂質異常症の発症あるいは進行の予防を図ることにより、
生涯にわたる生活のQOLを高めることを目的とする。

特定保健指導は動機付け支援のみ行ない、積極的支援は行なわない。
b) 統括者の氏名及び職種 
  江本 節 (医師)
c) 従業者の職種、員数及び職務の内容
 

看 護 師   5名 : 特定健診の実施
管理栄養士 1名 : 特定保健指導のサポート

d) 特定健診の実施日及び実施期間    
 

月〜土       午前9〜12時
月、火、水、金  午後5〜7時

  特定保健指導の実施日及び実施期間 
  火、土       午後2〜4時
e) 特定健診の内容及び価格、その他の費用の額
(1)内容 :

身長 ・ 体重 ・ BMI ・ 腹囲測定 ・ 血圧測定(2回) ・ 採血 ・ 検尿

(2)費用 : 所定金額による
  特定保健指導の内容及び価格、その他の費用
(1)内容 : 対象者本人が生活習慣の改善点を自覚するようにし、自らの目標を設定し、
行動に移すことができるようにする。
(2)費用 : 所定金額による
f) 事業の実施地域
  大阪府内の保険者(社保・国保とも)を対象とする。
g) 緊急時における対応
  クリニック周辺の病院(大阪労災病院・近畿中央胸部疾患センター・市立堺病院・清恵会病院)
との連携が可能。
h) その他運営に関する重要事項
  特記すべき事項はありません。
 
◆ はじめに
平成20年4月1日より市町村実施の住民健診(すこやか検診)は廃止され特定健診が始まります。
当院でも特定健診ならびに特定保健指導(動機付け支援のみ)を行なっておりますので、
希望者の皆様は医療保険者が発行する受診券や利用券をお持ちになりご来院下さい。

受診券の様式

 
◆ 背景について
高齢化の急速な進展に伴い疾病構造も変化し死亡原因でも生活習慣病が約6割を占めるようになって
います。特に心疾患、脳虚血疾患等の発症の重要危険因子である糖尿病、高血圧、脂質異常症等の
有病者やその予備軍が増加しており、その発症前の段階にあるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が強く疑われる者と予備軍と考えられる者を合わせると、男女とも40歳以上で高く、男性では2人に1人、
女性では5人に1人の割合になっています。従って、生涯にわたる生活の質の維持、向上のためには、糖尿病、高血圧、脂質異常の発症、あるいは進行の予防に重点をおいた取り組みが必要となります。
 

 
◆ 特定健診とは
平成20年4月から医療保険者(国保・被用者保険)が、40〜74才の加入者(被保険者・被扶養者)を
対象として、毎年度、計画的に実施する内臓脂肪肥満に着目した健康診査をいう。
 
〈対象者〉
加入者のうち、特定健診の実施年度中に40〜74才となる者で、かつ当該実施年度の1年間を通じて
加入している者(年度途中での加入・脱退等異動のない者)
 
〈検診項目〉
・ 既往歴 
・ 身長 ・ 体重 ・ 腹囲の測定 ・ BMI (=体重(kg)÷身長(m)の2乗)
・ 自・他覚症状の有無
・ 血圧測定
・ 血液検査  GOT GPT r−GTP TG HDL−Chol LDL−Chol T-Chol FBS HbA1c Crn UA
・ 尿検査 (尿糖 ・ 尿蛋白)
・ 貧血検査(RBC、Hb、Ht、WBC)

医師の判断にて追加実施となる項目(詳細な健診項目)
・ 心電図
・ 眼底検査

健診結果より内臓脂肪蓄積の程度とリスク要因の数に着目し特定保健指導を選定する(階層化)

 

特定保健指導の対象者(階層化)

 
◆ 特定保険指導    (当院では行っておりません)
対象者が生活習慣病や健診結果から自らの身体状況を認識するとともに、健康な生活習慣の重要性に
対する理解と関心を深め、生活習慣を見直すきっかけになるよう、個人の生活習慣やその改善に関する
指導を行なうことをいう。
 
a) 動機付け支援   (当院では実施しておりません)
生活習慣の改善に係わる自主的な取組の実施に資することを目的として、行動計画を策定し、
生活習慣改善の取組に係わる動機付けに関する支援を行なうと伴に、6ヶ月以上経過後に
計画の実施に対する評価を行なう保健指導をいう。
内 容
(1) 期間・頻度 ・ 支援として面接による支援のみ原則1回
・ 6ヶ月後に評価するため、面接日より支援期間は6ヶ月とする
(2) 支援内容 ・ 対象者本人が自分の生活習慣の改善すべき点を自覚し、喫煙習慣、運動習慣、
 食習慣、休養習慣、その他の生活習慣の状況に関して自らの目標を設定し行動に
 移すことができるようにする。
(3) 具体的内容 ・ 1人あたり20分以上の個別支援もしくは1グループ(8名以内)あたり80分以上の
 グループ支援とする。
生活習慣と健診結果の関係の理解や生活習慣の振り返り、メタボリックシンドロームや
生活習慣病に関する知識と対象者本人の生活が及ぼす影響、生活習慣の振り返り等から生活習慣改善の必要性を説明すること
生活習慣を改善するメリットと現在の生活を続けるデメリットについて説明すること
食事、運動等の生活習慣の改善に必要な実践的な指導をすること。
対象者の行動目標や評価時期の設定を支援するとともに、必要な社会資源を紹介し、
有効に活用できるように支援すること。
体重及び腹囲の計測方法について説明すること。
生活習慣を振り返ること、行動目標や評価じきについて話し合うこと。
対象者とともに行動目標及び行動計画を作成すること。
 
b) 積極的支援   (当院では実施しておりません) 
内 容
(1) 期間・頻度 ・ 初回時に面接による支援を行いその後3ヶ月以上の積極的支援を行なう。
(2) 支援内容 ・ 生活習慣や行動変容の状況を把握し、対象者自らが自分の身体に起こっている
 変化を理解できるよう促すこと。行動目標を達成するために必要な支援計画を立て、
 行動を維持できるように定期的かつ継続的に介入する。
(3) 具体的内容 ・ 1人あたり20分以上の個別支援
 1グループ(8名以内)、80分以上のグループ支援とする。
 以後、3ヶ月以上の維持的な支援を行なう。 
 
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